2018年ハースストーン選手権ツアー（HCT）のシーズン1が終了して、コンペティティブ・ポイント（CP）の順位が最終確定し、今年の興味深い勢力図が見えてきた。これからもハースストーン・マスターズシステムの順位争いが続くぞ。
獲得CPで将来を占えるなら、ワタリガラス年の注目地域はヨーロッパということになるだろう。17歳の若き天才ノルウェー人プレイヤーCasper “hunterace” Nottoは、現在のところ世界全体のポイントリーダーで、なんと66ポイントを獲得して2位に11ポイントの差をつけている。
ポイント順位表の上位には、見慣れた名前が多く並んでいるぞ。
- Rdu
- Kolento
- justsaiyan
- Purple
- muzzy
- tom60229
- Surrender
各地域のプレイオフや夏季選手権で上位になれば6ポイントから30ポイントの追加が確実なので、この中には初のハースストーン 1スター・マスターに向けて、既に道半ばまで到達しているプレイヤーもいるかもしれない——まだシーズン2の早期ランキング順位も決まらず、今後行われるツアーストップを計算に入れていない段階でだ！
さらに、シーズン2からはプロチーム順位ランキングも導入される——今後の詳細発表に注目しよう。
CPランキングの制覇を目指すなら、ツアーストップは重要な位置を占めることになる。Alexandre “Odemian” Leadleyとhunteraceの両者は、HCTドイツとHCTトロントの8人によるプレイオフトーナメントを終え、安定して上位に入ったことで、両プレイヤーともにシーズン1のプレイオフへの招待が確定した。
シーズン2ではツアーストップ開催数がさらに増加するぞ。詳細についてはスケジュールを確認してくれ。今後のプレイオフへの出場権を狙っているなら、できる限り多くのツアーストップに参加することが必要になってくる。たとえプロのプレイヤーでなくても、ツアーストップに参加することで得られる経験は価値あるものだ（英語記事）。
総合ポイントリーダーのhunteraceがシーズン1の成功について明かしてくれた。頭一つ抜け出せた理由は努力と安定した戦績だと語っているぞ。「参加可能なすべての大会に参加して、出来るところまで行こうと思ったんだ」と彼は話している。「今年は最初から全力で行きたかったから、オフシーズンは本当にハースストーン漬けだったよ」。
hunteraceがこれまでに獲得したポイントの大半はランク戦プレイの順位によるものだが、彼はいくつかのツアーストップでも成功を収めている。「僕のツアーストップの経験はHCTドイツから始まった」と彼は言う。「4つすべての予選に参加して、最後の1つでなんとか予選通過を決めたんだ」HCTドイツでは練習で学んだことが役に立ったようだ。対戦相手が大会で使うデッキを予測することに関しては、自分に分があると感じていたようだぞ。「HCTオスロで同じようなことをやろうとしたんだけど、思ったとおりには行かなかった」。
現在獲得した総合ポイントを後押しにして、hunteraceはHCT世界選手権に狙いを定めている。「一番の目標は世界選手権への出場を決めることだ」と彼は話す。「それを実現するために全力で挑むつもりさ」彼はプレイオフからシーズン選手権出場を目指すつもりだが、現在は「マスター」ステータスの獲得と、最終選抜の出場権獲得に意識を集中している。
今回は以上だ！5月に開催されるHCT夏季プレイオフに注目しよう。また数週間以内にお伝えしよう。次回は人気のプロプレイヤー達に、どのウィッチウッドカードが好きか、自分の好みのクラスでどんな手を試してみたいかについて意見を聞くぞ。