次なる場所は、真にスリリングですぞ。ここカラザンには、世界で唯一の私設魔法動物園がございます。そこに展示されているのは、あらゆる場所と時代と次元から集められた、奇妙でエキゾチック――そして危険――な生き物ばかり。旦那様は一切費用を惜しまれませんでした。

こちらのアーチをお潜りください。さあ、こちらです。ミナジェリへようこそ！キュレーターめに申し付け、特別展示の一部へ皆様をご案内させましょう。わたくしは大事な用事がございまして、少々失礼させていただきます。どうぞキュレーターには親切にしてあげてくださいませ。それと、何にも触れてはなりませんぞ！ハメを外すのは、今夜の祝宴が始まった後に取っておいていただければと存じます。

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ラブ・マシーン

どの程度お楽しみいただけましたでしょうか？1～10までの数字でお答えください。もう一度ご回答ください。ありがとうございました。キュレーターは皆様のお楽しみレベル向上のための試みとして、動物園ツアーを実行します。動物園ツアーにおいては、展示動物の脱走や負傷を防ぐため、展示室の全てのルールを遵守して下さい。動物園ツアープログラム・バージョン4.7.7を実行中です。

血沸き肉躍る

当動物園には、ゼロをはるかに超えるエキサイティング値を出力する多くの生物がいます。当ツアーは、この大型肉食獣の餌やりの時間と合致しています。キュレーターはこの動物が必要とする大量の餌を提供します。警告: 肉しぶきゾーンの外側へお下がりください。オー、ノー。皆様は、肉しぶきゾーンから下がるのに失敗しました。キュレーターからタオルをお受け取りください。

皆様の血圧とアドレナリンレベルの上昇を検知しました。診断: エキサイティング！ キュレーターは皆様にお楽しみいただけていることをうれしく思います！

インプット・エラー？

当動物園のこの区画は展示動物を受け入れ予定で、現在は空です。この展示室は通過し、展示動物のいる区画へ移動します。もう一度クエリを入力していただけますか？クエリを処理できません。エラー: 当動物園はインプを許可していません。故に、あなたが口述するインプは実在しません。展示は安全であることが保証されています。このまま進んでください。動物園ツアープログラムをシャットダウンしています。

モローズが戻りました。キュレーターは皆様を動物園の外までお連れします。

ツアーにはご満足いただけましたでしょうか？

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おや、ツアーが中断された、と？キュレーターが妙なふるまいをしていたとおっしゃるのですか？ふむ、旦那様はお忙しく、今すぐ魔法をかけ直す時間はございますまい。おそらくそのうち直るでしょう。ただ確かに、この動物園はわたくしの好みではございません。超次元空間の維持や、食欲旺盛な大型生物の飼育については、わたくしも度々旦那様にご意見申し上げておるのですが。それらは研究のために必要で、キュレーターは全てを完全に制御している、と旦那様はおっしゃいます。オホン。しっかりと制御できておるのです！インプどもは、まあ、抜け穴でも見つけたのでしょう。

さて、ここまで登ってきたことですし、ついでに最上部を軽くご披露しても罰は当たりますまい。あなた方にだけ、特別でございますよ？ 今夜のパーティのお客様方は、こちらには立ち入り禁止なのです。

そうそう、招待状はしっかりとお読みになりましたね？

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