BlizzConにて「仁義なきガジェッツァン」発表

BlizzConにて「仁義なきガジェッツァン」発表

BlizzCon 2016にて、ハースストーン開発メンバーのMatt PlaceとJomaro Kindredが、「仁義なきガジェッツァン」の仁義なき秘密を明かします!


活力あふれる港町・ガジェッツァンは商業の新時代を迎えましたが、その繁栄に引き寄せられた物騒な輩が、それぞれの野望を胸に住み着きました。強大な首領が影から操る犯罪組織の数々が、通りを牛耳っているのです。今回は、ハースストーンの次の拡張版としてなぜガジェッツァンが選ばれたのか、そしてなぜ「悪徳の都市」というひねりを加えたのかをお話します。


タナリスの砂漠の片隅にあり、かつては四方を陸に囲まれていたゴブリンの町ガジェッツァンは、いかがわしい取引や違法スレスレの商売が行われるだけの場所で、その住民や訪問者はアライアンスにもホードにも愛着を持ってはいません。ブラックドラゴンのデスウィングが凄まじい怒りでタナリスの地形を引き裂いた結果、ガジェッツァンは突如として海に面していました。港湾地区の整備が可能となったのです!

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港ができたことで、ガジェッツァンの商業は大いに盛り上がりました。その結果、新生ガジェッツァンの発展に早くから噛んでいた商人たちは大儲けできたのです。その利権に群がる者たちは、少しでも取り分を増やそうと、あらゆる手を使いました。繁栄を謳歌するガジェッツァンで権力抗争が激化するにつれ、組織犯罪が横行し…もはやかつての退屈な街ではなくなったのです!

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権力抗争の頂点には3つの犯罪組織が君臨し、決定的な優劣が付かないまま三つ巴となっています。この仁義なきガジェッツァンでのし上がっていくために、新しい仲間を、そしておそらくは新しい敵を作っていくかどうかは、全てあなた次第なのです!

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ガジェッツァンの3つの犯罪組織はそれぞれ、ハースストーンの3つのクラスと関連しています。これまでのルールを破る、9枚の「3クラスカード」が登場します! デッキ構築の可能性を拡張し、各犯罪組織のテーマを押し出せるよう、3クラスカードはそれぞれ1つだけではなく、3つのクラスで使用できます。各組織のボスもまた、レジェンドの3クラスカードなのです!

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「グライミー・グーンズ」は武器取引と無計画犯罪を得意とする武闘派組織で、兵隊にハンター、ウォリアー、パラディンを雇っています。彼らはストリートで華々しいデビューを飾ったら即てっぺんを獲りたいと思っており、グーンズの流儀で何事も通そうとします。手札内のミニオンを強化するというのは、まさにグライミー・グーンズのやり方です。ミニオン達はナワバリ争いに備えて十分に武装してから登場するというわけです! グライミー・グーンズを率いるのは粗暴なオーガのドン・ハン=チョーで、「二頭体制」が独裁よりも優れていることを証明します!

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「カバール」の、プリースト、ウォーロック、メイジは非合法ポーションの精製を得意とし、強力で謎めいた赤マナの販売と取引で稼いでいます。自分が有利になる何かを調合するもよし、敵を木っ端微塵にふっ飛ばす薬品を入手するもよし。ただし、カバール製のポーション瓶の中身が何であるかを断言できる者はいません。一流の調合師にしてカバールの指導者であるカザカスは、あなたがその時必要なポーションを即興で調合して作り出すことができます。

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ローグ、シャーマン、ドルイドは、「翡翠蓮」に伝わる秘奥義の数々を伝授されました。これらの修行僧と暗殺者は陰に潜み、間違った小路に入り込む不運な獲物を待ち続けます。翡翠蓮とその謎の首領は、古代の禁断の秘儀を使いこなし、独自のやり方で仕事を済ませます――効率的に、そして静かに。噂によると、翡翠蓮はさらに恐るべき秘密を隠しており、それを解き放つ計画を推し進めているとか…

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各クラスは、対応する組織の特長と共通のテーマを生かした上で、なお独自性のあるデッキを構築できるのです!

また、ガジェッツァンには3大組織に属していない悪党だっていますし、犯罪者以外もちゃんと存在しています。ガジェッツァンが特別である理由の一つは、チャンスにあふれる街であること――誰だろうと、この街に住み、野望に生きることができるのです!

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以上、「仁義なきガジェッツァン」のほんのさわりを紹介させていただきました。 11月7日月曜日(太平洋時間)より gadgetzan.comにて、世界中のコンテンツクリエイターによるさらなるカードの紹介が開始されます。また、年内にリリースされるこの拡張版の先行購入も開始されますので、ご期待ください!